ごっこ遊びの中の子どもたち
「子どもたちと遊び、共に楽しむ」
子どもたちと話しながら、
「夏といえば、…」
「プール」「水あそび」「なつまつり」…
4・5歳児でも今年夏祭りをしようと思うんだけど、
「チョコバナナつくりたい」「たこやきは」「おばけやしきは」…。
自分の経験したことを自分なりに伝えながら。友達の声を大切に、大切にしながら。
自分らしさを大切に、そして感じる「みんなの中の自分」。
子どもたちと対話をし、子どもたちと考え、工夫し、アイデアを出し合う日々。
日々の保育の積み重ね。人と人とが関わり、つくっていく。
そして、どんどん広がっていく子どもたちの興味・関心。
「こうしたらどうだろう?」「これたのしそうだね」「それいいね」
遊びの中で、言葉を伝え合い、よりよくしていこうとする子どもたち。
「かんばんがいるんじゃない?」必要なものも自分たちで作りだす。
「かきごおりの『ご』ってどう書くの?」分からないことは友達や先生に聞きながら、
文字に触れ、文字に親しんでいく。さまざまな素材に触れ、素材を使って、表現していく。
当日は”おみせやさん”になりきり、「いらっしゃいませ!」の声が響いていく。
年長児のたこやきやさん。
長い櫛を2本使って、たこやきをくるくる回し、たこやきをふるまってくれた。
子どもたちの観察力、創造力、想像力には驚かされる。
おばけやしき。
暗い部屋を通って、順番にお化けになりきって出てくる年長児。
「つくえのしたから、手が…」
絶妙な死角から出てくるたびにびっくりさせられた。
買い物の楽しさ。選ぶ楽しさ、迷う楽しさ、お店の人とやり取りする楽しさ。
300円をもって、買い物にいく。何を買うかは自分で選ぶ。
”なる”ことで、想像の世界を楽しみ、現実の世界で役に立つ技能を身につけていく。
自分の世界を、新しい世界を広げていく。