「なつまつり」から「ごっこあそびへ」
コロナ感染症の拡大で、町でも”おまつり”がひらくことができない。
先日、博多でも山笠が行われ、町が山笠一色になり、活気がみなぎっていました。
親から子へ、子から孫へ、文化の伝承。”真似る”から”学ぶ”へ。
保育室でも最近はおまつりごっこ遊びが見られなくなった。
たこやきやさんのたこやきを黄色の折り紙で見立て、自分たちで考えながら、
お店の店員さんやお客さんになりきって、遊びが展開されていた。
ごっこ遊びは、おままごとから始まります。
おままごとは、大好きな人の真似から始まります。
子どもたちは純粋に大好きな気持ちから真似したくなる。
そして、生活の体験に興味が移ってきます。お買い物に一緒に行く。
お出かけに一緒に行く。日常の体験が遊びの材料です。
レジで何をしているんだろう。お店やさんとどんな会話しているんだろう。
八百屋さんとのやり取りやレストランでの注文。その一つ一つの大人の関わりが
子どもたちのごっこ遊びの材料になり、人と関わる力、社会性を育てることにつながっていく。
コロナ禍で社会との関係が薄くなってきたからこそ、
園と社会との関係、”おまつり”の経験を子どもたちに体験してもらいたい。
そして、保育室での”ごっこ遊びへ”。