子どもたちは、日常の中であそびや生活を通して、
人やモノ、コトに自ら関わりながら育っていきます。
あそびや学びの土台は安心感です。
特に0歳~1・2歳までの信頼できる大人との基本的信頼感が大切です。
それをもとに、自ら環境に関わっていきます。
自ら関わっていくからこそ、納得いくまで繰り返し挑戦し、試行錯誤を繰り返し、自分で「できた」ときは大人の顔を見て満面の笑みを見せます。
生きる力はここにあります。
保育者や友だちが、喧嘩したり悲しい気持ちのときにそばにいてくれる。
人は人と人とのなかで成長していく。
生きることを感じ、そして自分の周りの世界を自分で意味づけていきながら、分かっていく、知っていきます。
子どもたちの興味や関心を大切に、子どもたち自身が感じ、
「好き」「楽しい」「わくわくドキドキ」心が動くからこそ、言葉や表現が生まれます。
そして、新しいものが創り出されます。
子どもたちと保育者、子どもたち同士が生活を共にしてきたからこそ、
互いの良さや苦手なところも認め合えます。
その心情が「またやってみたい」「してみたい」あそびへの意欲につながり、
一人一人の自分らしい表現を生み、クラスに一体感が生まれます。
今日の子どもたちの表情からは「劇あそびが楽しい」気持ちがたくさん見られました。
「楽しい」が次へのあそびへのステップですね。
子どもたちと保育者が共に創った背景や作品もすごく素敵で、
色の認識や素材への興味関心、イメージを膨らませながら、
様々な表現方法で楽しんできたことが伝わります。