昨年から運動会は「日頃の保育の積み重ね」としてとらえ、
行事が子どもたちの生活に潤いを与え、
子どもたちの意欲や心情など心の育ちを促していくことを目指しています。
子どもたちの興味や関心、子どもたちの一人一人の発達を考慮しながら、
子どもたちと一緒に運動会に向けて取り組んできました。
「先生見ててね。」
がんばっている姿を見てもらいたい。こんなにかっこいいでしょ。
安心があるから、自立へと向かう。
「今日も運動会の練習がんばるぞ」
子どもたち同士で声を掛け合いながら、朝身支度を済ませています。
自分で見通しをもって、それに向かって心と体を動かしています。
仲間や保育者に支えられ最後まで頑張ることができた子は、
今度は他者を支えていこうとします、「みんなの中の私」になっていきます。
仲間と助け合いながら、目標に向かって一つになっていく。
その支え合う仲間が少しずつ少しずつ集団になっていく。
その中で一段と子どもたちの心は成長していきます。
今後とも「あかるく たくましく かんがえる」の建学の精神を充実させ、日頃の保育、遊びを通して、環境を通して子どもたちの学びを深めていきたいと思います。地域と保護者、幼稚園と協力して子どもたちの成長を支えていきたいと思います。